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2005年12月23日 (金)

無責任な人たち

連日、新聞に、テレビに取り上げられている耐震強度偽装事件。

日を追うごとに、偽装物件の数が増えてきて、「姉歯」以外の偽装物件も現れた。どこまで拡大していくのか。該当するマンションに住む方々や、ホテルのオーナーの方々の悲痛な叫びが報道される。

売主、手抜き工法の指導者、建築主、設計者、検査機関、すべてがいい加減で無責任。買って住む人や、近隣の人の安全なんてまったく考えていない。法で立証するにはまだ時間がかかるかもしれないが、明らかに自分達の都合、目先の利益しか考えていない。

「職業」はお金儲けの道具ではない。ひとのため、社会のためにあるべきであると思う。建築業なら、いかに安全な建物を設計し、それをしっかり建築し、それがきちんと成されているか厳しく見極め、それを確認した上で、お客に売るということだろう。すべては、お客様に安全に快適に住んでもらうために。

地震大国の日本で、実際に倒壊してしまったら死者が出ることは必至。倒壊するような建物を建てるのは、余りにも人の命を軽視してはいないか。それだけでも罪になるような気がする。

話は変わるが、近頃、「なんと無責任な・・」と感じた事があった。証券マンの商品勧誘。

こつこつと貯めた虎の子を、銀行の金利が余りにも安いので、証券会社のMMFに預けてそのまま、株の事は分からないし、積極的にお金儲けをしようとは思わないので、かまわないでおいた。それがターゲットとなった。

米ドル建てのもので、安定した収益をあげています。日本より利息が高いので、毎週その利子分が還元されます、お小遣いのように振り込まれてきます。半年くらいで、手数料分くらいペイできます。等々、言葉巧みに勧誘してくる。  すぐにでもしたほうがいいですよ。

ちょっと待って。それは、円高の時に買って円安の時に売らないと損しちゃうんじゃない?今後の動向を教えてよ、円が高くなってきた頃を見計らって買うから。

それは、私らでもこうなるとは断言できません。御買いになると言われた次の日の取引となるので、それまで高かったのが、取引の日に安くなる事もあるわけで・・・。余りこだわっていると機会を逃してしまいますよ。2~3円の上下幅で推移しているので、そう気になさらなくとも・・・。

そりゃそうだよね、証券マンにとっては。懐が痛まないものね。かえって取引高が高く付いた方が、手数料も多くなるわけだし。と、これに気付いたのは後の祭りだった。

2度断った後、円高となってきたことから、証券マンの、さすがお客様、いいお見通しでしたねなどというお世辞に、ついひっかかり、また「余り待つと高かったのが安くなることもありますよ」という言葉が、呪文のように頭にこびりついていたため、ついにゴーサインを出してしまったのだ。素人の浅はかさ。

でも、全額替えさせようとするのを、3分の1にしたけれど。

それから、現在、円は、その時より3円近く高い!

お客が損をしようが、証券マンは関係ないのだ。目先の利益、手数料さえ取れればいいのだろう。市場の分析もできないでプロなの?と言いたいところだが、とにかく、無責任なのだ。

無責任なひとは、金輪際信用しない。

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コメント

 「当たり前」という言葉があります。
 もともとは「一人当たりの分け前」というような意味で、共同でおこなった農業・漁労・狩猟などの収穫を、働きに応じて分配することを指しました。
 よく働いた人は多く分け前をとる。あまり働かなかった人は少ない。それが「当たり前」だったわけです。

 翻って今の日本はどうでしょう?マネーゲームに狂奔し、数字がすべて。どうしたら人を出し抜き、目先の利益を上げるかしか考えていない。子どもでも判る明らかな数字の間違いにつけこんで、ワンクリックで20億円儲けたとか。
 それが「当たり前」?額に汗し、身を削るようにして働くことは時代遅れなの?停電を復旧させるため、吹雪のなか鉄塔に登って必死に作業する人たちがいる。お金のため?違うよね。

 貧乏武士の末裔のせいか、子どもの頃から「金儲けは卑しいこと」と祖母から言い聞かされてきました。資本主義の世の中で、それが社会的に正しいかどうかはともかく、金のために自分の矜持を捨てることは絶対にしたくないと「当たり前」に思っているし、子どもたちにも伝えていこうとしています。
 

投稿: しりあげむし | 2005年12月24日 (土) 21時37分

「当たり前」の語源がわかって、勉強になりました。

きわめて、公平な富の分配、健全な世の中ですね。
(ただ、働きたくても障害があって働けないとかという人への最低限の保障のようなものはあったのかな、と、今思いましたが・・・。 また、教えてください。)

<マネーゲームに狂奔し、数字がすべて。どうしたら人を出
<し抜き、目先の利益を上げるかしか考えていない。子ども
<でも判る明らかな数字の間違いにつけこんで、ワンクリッ
<クで20億円儲けたとか。

まったく。
私も初めてこれを聞いたとき、私なら、「ちょっと、この発注間違いじゃないですか?」と電話をかけてしまうかも・・・と思いました。武士なら、後ろから斬りつけるとは卑怯なり、というところでしょうか。
でも、ワイドショーで、ワンクリック20億の男性にインタビューしたところ、1円で〇〇万株ということが分かっていてクリックしたのではなく、全体の値動きを常時見ていいたところ、急に値が下がったので、このときとばかり、買いに走ったら莫大な儲けになった云々、ということだったそうです。

それなら、許せるかも・・・。でも、定職に就かず、社会に貢献することなく、ひたすら自分の部屋で、パソコンとにらめっこ。健全じゃないですよね。

『貧すれば鈍す』という言葉があります。
私はうちの親から、「貧してもけっして鈍する事なかれ」と育てられました。
たとえ貧乏でお金に困ったとしても、卑しくなるな、恥ずべき事をするな、誇りを捨てるなということでしょうか。
親には感謝しております。

投稿: まりママ | 2005年12月25日 (日) 23時56分

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