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2006年8月22日 (火)

蓮の花

060820_0815 城址公園のお堀では、20日まではす祭りをしていた。

7~8月は、70m幅の外堀一面に、はすの花が開く。

なんでも、1871年に藩の窮乏を救おうと、大地主が私財を投じて、レンコン栽培を始めた事がきっかけとなったらしい。

その規模はたいしたもので、はすの研究で有名な大賀一郎博士からも「蓮池でこのような規模のものは世界でもまれで、特に赤白入り混じって咲いているのは珍しい。」と賞賛されたとか。

娘と散歩に行ったら、観光ボランティアの方が、いろいろ説明してくださった。060820_0743

蓮の種類は世界で300数十種類あり、このお堀には150種類くらいの蓮があること。もちろん、2000年前の実から開花した「大賀ハス」も。

「蓮の花の命は4日です。」  

「1日目は朝6時ころから開き始め、蕾がふくらんだお椀形に開きます。」
この後、じきに閉じて蕾の状態に戻る。

「2日目は、暗いうちから開き始めて、深皿状になるまで開きます。」
一番花の美しい時。朝9時ごろまでが見ごろ。午後には閉じてしまう。

「3日目は同じように開いて、さらに下の方の花びらが水平になるくらいまで開きます。」
開ききった状態。花の色も褪せてくる。

「4日目は朝開いたあと、だんだん花びらが散りだして、午後には全部散ってしまいます。」
何と潔い事。花の真中にあったハチスの部分だけが残る。

蓮の花が、開閉を繰り返して4日で散るというのは初めて知った。そういえば、わらべうたで、「ひ~らいた、ひ~らいた 。な~んのは~なが ひ~らいた。れんげのは~なが ひ~らいた。ひ~らいたとお~もったら、い~つのま~にか つ~~ぼんだ。」という唄があったことを思い出した。このことを歌っていたんだ。

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「よく、蓮の花が咲く時に『ポン』という音がすると言われているようですが、実際に音はしません。」  そうなのか。早起きして、『ポンッ』という音を録音してみたいと思っていたのだけれど・・・。

「蕾から花開くまでの期間が短いのと、この花の大きさから一気に『ポンッ』と咲くようなイメージがあるんでしょうね。まあ、そう思っていても楽しいんじゃないかと思いますよ。」

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なかなか、勉強になってよかった。

その他に聞いたこと。

蓮の花の生育は、春先の水温に左右されるという。

蓮の咲く外堀は、道路に区切られて3区画に分けられるが、そのうち中央部の成育が悪い。花がまばらなのだ。はす祭りのメイン会場なのに。

これは、この区画が春の観桜会のときも、人が集まる場所なので、ぼんぼりの照明効果をあげようと、堀の水位を川の水を引き入れて1mくらい上げるのだそうだが、今年は大雪の影響でその水は冷たい雪解け水だったからだという。

ハスはもともとインド原産の暖かい地方の花だから、冷たい水にやられてしまったらしい。

今年、一番綺麗に咲いているのは、なんと、私達がいつもウォーキングをしているコースの蓮だった。

いつもは夜だからわからなかったけれど、朝歩いてみると「へぇー、こんなに綺麗だったの。」と新しい発見をした。

夏は早起きをして歩いてみるのもいいものだと思った。

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コメント

蓮をひつじぐさともいいますね。
未の刻に咲くからと、聞いたことがあるのですが、どうも違うようですね。

投稿: negioya | 2006年8月25日 (金) 14時37分

「ひつじぐさ」はやはり、未の刻(14:00頃)に咲くらしいですね。
参照 http://www.hana300.com/hituji.html

睡蓮の仲間なんですね。

ここの公園のは花や葉が水面から離れるので、種類がちがうようです。
参照  http://www.hana300.com/oogaha.html

投稿: まりママ | 2006年8月25日 (金) 23時49分

ひつじぐさと蓮は別物だったのですね。
詳しいご説明をありがとうございました。

投稿: negioya | 2006年8月27日 (日) 19時36分

私も勉強になりました。
コメントありがとうございました。

投稿: まりママ | 2006年8月28日 (月) 23時38分

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