« 規格外食品を生かせ | トップページ | 人身事故の影響 »

2007年7月16日 (月)

新潟県中越沖地震

それは、何の前触れもなく突然来た。

グラグラグラッ。

あ、地震・・。

遅くなってしまったが、ごみを出してから、スーパーに買い物に行こうと、化粧をし始めた時だった。

ちょっと大きいかも・・・

と、思った途端、

ぐらぐらぐらぐらぐらぐら・・・・・・

と本揺れがきた。

立っていられなかった。

かけてあった洋服が落ち、隣の部屋からは、ものが崩れ落ちる音がする。

リビングから、夫が「大きいな!!」と言っている。

マンション全体がシェイクされているように揺さぶられ、

これ以上揺れたら壁が崩れたり、タンスが倒れるのではないかと恐怖が湧いてきたとき、

やっと揺れがおさまった。その間、20秒近くあっただろうか。

揺れがおさまっても、まだ船に揺られているような感じで、ふらふら酔っ払いそうだった。

本震としては、2004年10月23日に起きた中越大地震の時より強い揺れだった。

あの時は、本震が起きてからまもなく、もっと強い余震がきたのだった。

ドン。

と、下から突き上げたかと思うと、ゆさゆさグラグラグラッ・・。

思わず、床に手をついて、体を低くしてやり過ごさなければならないほどの、生まれて初めて体験した大きな揺れだった。

だが、我が家は幸いなことに、山積みにした本が崩れただけで、その時は特に被害がなかった。

今回は、揺れの振幅や、方向が前回とは違うようで、南向きの食器棚や本棚の扉が開いてしまい、中のものがだいぶ落下した。額縁が斜めになっていたり、掛時計が落ちたりした。

診療室でも、引出しが皆あいていたり、歯ブラシや、歯磨剤が落ちて散乱していたりした。

結局、今回の被害は、お気に入りの食器が3点割れてしまい、実質被害をこうむったが、まあ、それだけですんだともいえる。

TVでは、地震情報をずっと流し始めた。

刈羽原発の様子も映し出された。原発は、地震発生時から、自動的に稼動がストップしたままだという。
「今のところ異常ないみたい。この原発の施設が、倒壊したリ破損したらえらいことになっちゃうからね。」

と、ずっとTVにくぎ付けだった夫が「大変だ!」と声を出す。

見ると、原発の建物の間から黒い煙が立ち上っているではないか。

「わッ、原発火災?」

大変不安だったが、原発ではなく、変圧器の火災で、1時間半後には無事鎮火した。

ほっと一安心。

本震の後の余震は、我が家では、ほとんど感じられないくらいのものだったので、この分なら、大丈夫かと、部活が中止になって途中で帰ってきた(迎えに行った)娘に乞われて、ジャスコに行った。

ジャスコで友達に遭って、話していた時である。

「グラグラ」「あ、余震かな」

「きゃーぁ!」

と、近くのファストフードを食べさせるオープンスペースから大きな嬌声。

思わずびくッ。心臓バクバク・・・。

「えっ、何?どうしたの?」と無意識に逃げ出す態勢となる。

グラグラと揺れているので、この揺れに反応した声だったと思うが、揺れよりも、この声に驚いた。

友達と顔を見合わせ、「すごい声だね。もう、びっくりした!!」

確かに、震度4近くの比較的大きな余震だったが、揺れ自体は、本震に比べたら大したことはなく、こんなに大声を出すようなことではない。

このはた迷惑な声は、心臓発作の誘発と、集団パニックを引き起こす元凶になるのではと思わせた。

実際、一人でいたら冷静でいられるのに、集団となるとパニックになるという、集団心理の一端を垣間見た気がした。

衆人下の災害時には気をつけなければ・・・。

今日は本当は、『ハリーポッター』の先行ロードショーがあり、観に行きたいと思っていたのだが、それどころではない、大変な一日になってしまった。

今現在、死者7名、負傷者875名、全壊家屋も多く、震源地に近い、柏崎市や刈羽村では、電気・ガス・水道のライフラインが寸断されたままだ。

一日も早い復旧と復興を祈る。

|

« 規格外食品を生かせ | トップページ | 人身事故の影響 »

自然」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
まりママさんのところもかなり揺れたんですね。
地震て起きてしまっても遠くに逃げることもできないから何度も余震が来てもひたすら収まるのを待つことしかできないんですよね。
こういう自然の脅威には人間って無力だなあって思いますね。
北海道も大きな地震が結構ありますが、私の住んでいるところはあまり地震がありません。
こういう所って本当は危ないんですよね。
そう思いながら地震への備えを何もしていないのですが・・・。
まだ余震は続いているのでしょうか。
どうかお気をつけ下さいね。

投稿: 無限角 | 2007年7月18日 (水) 14時20分

無限角さん

お見舞いありがとうございます。

本当に、地震って、一度起きてしまうと、収まるまで、何もできないんです。
揺れが、もっと長く続いていたらと思うと、恐ろしいです。
いつもは何も考えていませんが、自然には、「脅威」の部分があるわけで、日頃から備えが必要ですね。

震源地に近いところでは、余震が頻回に起きていますが、こちらでは幸いなことに、体感できるような余震はほとんどなくなりました。

被害の大きかった所も、電気は全面復旧したようです。後は、水とガスです。
復興に、国、行政の力を発揮していただきたいと思っています。

投稿: まりママ | 2007年7月18日 (水) 23時25分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新潟県中越沖地震:

« 規格外食品を生かせ | トップページ | 人身事故の影響 »