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2007年10月 2日 (火)

対ミャンマー政策

先月の27日に、日本人ジャーナリストの長井さんが射殺されてから4日たった昨夜、新たな映像が発表された。

ミャンマー軍事政権は長井さんを「即死」だったと伝えていたが、実は意識がまだあった中、放置されたと思われる映像だ。

最初の報道も、「威嚇射撃」による「流れ弾」が当たって死亡したということだったが、ロイターが配信した映像では、明らかに至近距離から打たれたように見える。

遺品の返却では、長井さんが最後まで手にして、事実を伝えようと録画していたビデオカメラとテープが返却されていない。明らかに配信された映像に映っているのに。

抗議しても「遺品はこれだけだ」と繰り返すのみだという。

自分達に都合が悪いことはすべて隠す、嘘をつく。国内でも、報道規制ばかりか、インタ―ネット回線の切断などで、情報の出入りを遮断したという。

ひどい話である。これが、軍事政権のやり方だ。

日本政府は、自国民の殺害に対してもっと強硬な姿勢で臨んでもらいたい。

今日の福田首相の所信表明演説では、このことについての記述はわずかであるという。
福田さんの対外政策は、優等生的で歯痒い。

確かに日本が経済制裁したところで、中国の後ろ盾があるミャンマーは、たいして影響を受けないかもしれない。ただ、言うべきことはしっかり言って、事実を明らかにして認めさせ、長井さんの、命をかけた魂のビデオテープを取り戻し、軍事政権の弾圧ぶりを世界中に配信し、ミャンマーの、いや、ビルマの民主化への支援としてほしい。

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コメント

ご無沙汰です。隣の国の出来事、お坊様が立ち上がるのだから事態は深刻。タイの場合、お坊様は国王より偉い地位なので、軍は絶対手出しは出来ない(はず)。
 日本では米兵4人が未成年の女性に乱暴した事について、某氏が「夜中の3時に未成年が外をうろつく事も好ましくない、ウンヌン」と発言をして顰蹙をかっているようですけど、僕自身この発言はまんざら悪くないと思う。
 この女性はとても傷ついたろうけど、米兵が遊ぶような所へ夜中に出て行くという事は、自分でそのリスクを認識していなきゃいけないですよ。
 横道それたけど、今回の犠牲者の長井さんは、その全く反対の立場で、だから日本政府はまりママの言うように、断固とした要求をするべきじゃないでしょうか。ビデオ映像が残っている訳だから実行犯(兵士)の引き渡しは当然要求してもいいのでは?(もちろん応じないだろうけど)

投稿: 大浦〜松島 | 2007年10月24日 (水) 00時42分

大浦~松島さんお久しぶりです♪
 
タイでは、お隣のビルマのことをどのような報道をしているのでしょうか?逃げてくる人とかいないのですか?

ビルマも仏教国のはずですのにね・・・。

先日の学会の時、親しく話の出来た先生の実家は愛媛の今治で、何と、殺された長井さんとは中学の時同級生だったそうです!とてもショックだったと言っていました。
世の中は狭いですね。

投稿: まりママ | 2007年10月26日 (金) 03時43分

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