ちょっとしたこと
自宅マンションから、診療所へ通う毎日。
同じ敷地内で診療所の隣が夫の実家。義父母、義妹が住んでいる。
そのおかげで、娘をあずけながらずっと仕事が続けてこれた。
今、娘は中学生になって、部活で帰りが遅くなり、義父母宅に寄らないことが普通になってしまった。
それまでは、私の仕事が終わるのを義父母宅で待っている娘を迎えに行って、一緒に帰っていたのだが、娘がいないとなると、私も事務や技工の仕事で遅くなったときなど、そのまま、外で「おやすみなさい。」と声掛けしただけで帰ってしまうことが多くなっていた。
自分では、それで良いと思っていたつい先日。
ちょっと用があって、診療室に残っていた時、日頃はめったに来ない義父が、手にアルミホイルの包みを持って、あがってきた。
その翌日が娘のお弁当の日だった。義母が揚げ物をしたので娘の弁当のおかずにと、おすそわけしてくれたものなのだが、「いつ帰っちゃうかわからないから」と義母に言われて、義父が届けにきたのだった。
これには、参った。
やっぱり、外から「おやすみなさい」といっても、耳の遠くなった人達では、聞こえないことも多かったのだろう。
不精はいけないと反省。
それからは、また娘がいた時と同じように、帰りに寄って、しっかり言葉を交わしあってから帰宅することにした。
心なしか、義母の機嫌がいいようで・・・。
何かがあると持たせてくれる。
昨日は、佐渡の一夜干しするめ。
大変おいしくいただいた♪。
ちょっとしたことだが、挨拶・コミュニケーションは大事な潤滑油であることに気付かされた出来事。
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