動く化石
約3億年前の古生代石炭紀から、この地球上に生息している化石のような奴。
乏しい食事情でも生き抜くしぶとい奴。
黒や茶色に光る平たい体で、毛嫌いされても、疎まれても、堪えないタフな奴。
夏頃、何か動くものを壁の隅に見つけ、ぎょっとした。
うそっ。まさか。
この15年、新築マンションに暮らしてきて一度もお目にかかったことがなかったのに・・・。
新潟市の五十嵐では、カブトムシのように飛ぶつわものもいた。弟達と住んだ東京のマンションでは、先住者の奴らの繁殖力に脅かされ、毎日が戦いだった。
ようやくこの地でつかんだ平穏な日々だったのに・・・。
無残にも打ち破られた。
コンバットを置いてみた。ゴ○○○ホイホイも置いてみた。
ばさっ。かさかさかさ。
その前を馬鹿にしたように通り過ぎる。
賢い奴だったのだ。にくたらしい。
そもそも何で奴らが侵入したのか。
そうだ。このマンションの修繕をした時、ぐるっと全周、1Fから5Fまで足場が組まれ、ネットが張り巡らされていたことが原因かも。
それまでいなかった蚊も忍び込み、この夏は主に娘が被害に遭っていたっけ。
以前、4Fに住んでいる知人が、そのお隣のベランダにごみ袋が放置されていて、そこに奴らがいるのを見たことがあると話していたことも思い出した。
あああ、どうしてくれようか。
一度侵入を許してしまえば、天国のようなうちからは出て行ってはくれないだろう。
一年中暖かい。隠れる隙間はたくさん。水周りも豊か。
娘がハイハイをしているような時は、そのちっちゃな指で何かつまんで口に入れたりすることのないように、かなり気を配って掃除をしていたのに、この頃手抜きで、奴らのえさになるようなものもたぶん十分に落ちていることだろう。何しろ、奴らは、毛髪や垢なども食べるというから・・。
完璧な掃除、完ぺきな乾燥は私には無理なので、兵糧攻めは不可能ではないか。
では、直接攻撃?
小さくて、動きのとろいものでも流しにいてくれたら、食器用洗剤が効果的なのだが、素早い奴には無理。打撃も、場所と力加減が難しい。弱いと、全く効果がないし、確実に仕留めるくらいの力となると、潰れて、後処理が大変になる。掃除機も、今使っているのは紙パック式ではないので、捨てる時にまた対面することは必至。それはいやだ。
では、共存?
避けたい選択ではあるが、そうなる可能性大・・・orz。
ゆううつ。。。。
願わくは、人が起きている時には出てこないで欲しい!
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