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2015年6月10日 (水)

初夏の庭園散策

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新潟県でも有数の大地主だった、上越市戸野目の保阪家の築270年の蔵が、3日間だけ一般公開されているという新聞記事を読んで、先週の日曜日に行ってきた。

古い蔵が、愛好家の方たちが活けた生け花の作品展示場になっていて、大作の生け花と蔵の空間が見事に調和していて見ごたえがあった。

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蔵を出るとお庭の散策路となっていて、蔵の裏手には竹林、紅葉、公孫樹、紫陽花などが植えられていてこれから、もっと楽しめるだろう。

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スイレンの池があり、スイレンが花盛りだった。

他には、一面マーガレットが咲いていたり、アヤメや花菖蒲(?)の一画あり、私にはよくわからないが、植物に詳しい人が散策したら、色々植えられていて、わくわくするだろうと思った。

爽やかな初夏の風の中を歩いて行くと母屋にたどりつく。

ここでお抹茶と和菓子をいただく。歩いた後に食べる甘いものは格別。お庭を見ながらいただくお抹茶も趣がある。

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床の間の白い花は、ヤマボウシかな。去年、小林古径邸で咲いていたのを見て覚えた。

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この古文書(?)は、前島密からの手紙らしい。

9代当主で貴族院議員にもなった保阪潤治さんが資料館を建てる予定で収集していたたくさんの書画、骨董、美術品は、戦後の財閥解体で没収されたという。残念である。

また、今回初めて知ったのだが、8代当主の貞吉さんは、廃藩置県の際、高田藩の窮状を見かねて、士族救済のために、高田城の外堀に蓮根を植えたとのこと。

これが、東洋一の「お堀の蓮」となったのだ。

時代劇などで大地主というと、小作人から搾取して民を苦しめるというイメージがあるけれど、保阪家の方々は、私財をなげうって、人々を助けていたとのことで、民からも慕われていたらしい。

現在の当主は12代目の洋子さん。古くて広い建物、広いお庭を維持管理するには、大変なご苦労があるだろうと推察。

お抹茶・和菓子付の入場料800円は、ささやかな協力費。

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今回は、公開されなかったが、領主級の来賓用邸宅だったという怡顔亭。

次回、秋の公開を期待している。紅葉が美しいであろうお庭に、また来たいものだと思った。

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