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2015年8月19日 (水)

娘の手術 その4

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先生から呼ばれたのは、夕方の5時近くになってからでした。
娘はすでに麻酔から覚め、個室で看護師さん達からの処置を受けているとのことで、その間に先生の説明を聞きました。
話も出来たとのことで、まずは、ほっと安心しました。

先生は、シェーマを描いて説明して下さいました。
切開線は逆L字切開、胆嚢を肝臓から剥離、胆管を被覆する膜を一部切開し、胆管を露出、肝臓の出口で縛って切除。その組織を取って、すぐに迅速細胞診でがん細胞がないか確認。確認後、胃をずらして胆管の走行を追いながら剥離していき、膵臓まで来たら、造影剤で確認しながら膵臓に埋もれた胆管を掘り起こし、膵管との合流部直上で結紮して切除、再び迅速細胞診でがん細胞がないことを確認。
この後、胆道再建を行う。
左側で大網から腹側に出て来た小腸を切って肝臓まで持っていき、ループ状にした上部で肝臓の胆管と縫合、胆汁が腸管を流れるようにする。その後小腸は断端部を繋ぎ合わせて完了。お腹の中を洗ってきれいにし、胆管と小腸を繋いだ部分と、小腸を繋いだ部分の下にドレーンを置いて吸収性の糸でくくり、お腹に穴を開けて体外へ。
逆L字に切開したところは、吸収性の糸で縫合(抜糸の必要がないそうです)、傷口が開かないようにテープで何ヶ所も留めた後、切開した皮膚にもドレーンを留置し、太いテープでドレッシングして、手術は無事に終了 とのことでした。
術中の写真や、取り出した胆嚢胆管の写真なども見せてくれて説明して下さいました。
後顧の憂いのない手術をして下さって、先生には本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。
娘の病室での処置が終わるまで、家族や近しい人、手術することを話した人たちに手術が無事終わった旨、メールをして知らせました。みなさんから暖かいお言葉をもらいました。
看護師さんに用意ができたからと言われ、病室に行きました。
娘と、「良かったね。頑張ったね。」「うん」
という短い会話を交わしましたが、娘は鎮痛薬のせいか朦朧としていて「眠い」と言って寝てしまいました。
娘の寝ているベッドの脇にはモニターが置かれ、娘は、両腕に点滴のチューブ、導尿管、お腹からは3本のチューブ、背中には鎮痛薬のチューブ、鼻から胃へのチューブ と、全部で8本のチューブで繋がれていました。
38℃近い発熱もあり、手術は成功したけれど、明日まではまだ心配だと、あらためて思ったのでした。

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