映画・テレビ

2018年1月 3日 (水)

高田世界館にて

高田世界館」は、1911年に開業した、日本では最古級の現役映画館です。

中越沖地震で老朽化が進み、一時は閉館しましたが、取り壊しの危機に市民の有志映画ファンを中心とした保存活動が始まり、NPO法人「街なか映画館再生委員会」が発足。
個人オーナーから譲渡され運営、上映活動も再開するとともに、歴史的建物の保存修復、映画館としての再生活用が市民プロジェクトとして行われてきました。

今までに、近代産業遺産や国の登録有形文化財に認定登録されましたが、まだ課題は抱えているといいます。

現在では、映画上映の他に、演劇・落語の寄席や学校のイベント行事の会場としても使われ、街なかの映画館として親しまれています。

高田世界館にて

趣にある館内

高田世界館にて

天井の装飾

商業的な映画館ではなかなか上映されないような、小粒で光る映画が多く上映されているように思います。

去年の7月20日に観た映画が、レオナルド・ダ・ヴィンチの半生について役者が演じる再現ドラマと、美術館の学芸員や専門家の解説、数々の作品を融合させたもので、興味深いものでした。

高田世界館にて

高田世界館にて

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2014年11月29日 (土)

夫婦割引

「割引」に弱い私。

限定1割引だとか、バーゲンの3~5割引きなどは普通だが、早期予約割引、保険料のインターネット割引などなど。つい心を惹かれてしまう。

映画を見るのも、レディースデイかファーストデイ(毎月1日)の割引のある日に行きたいと思う。

しかし、平日だと、仕事終わりに、なかなか見たい映画と上映時間がかみ合わない。

あ・・と思っているうちに公開日が終わってしまう事も多い。
(本当に観たいものだと正規料金で観ることもあるけれど・・・)

それが、数年前から、「どちらかが50歳以上の夫婦」の割引が適用されるようになって、平日はもちろんのこと、祝祭日日曜日、都合のよいときはいつでも割引が可能になった。

「夫婦割引」♪

わ~い!これで安く映画を観られると思ったのもつかの間、夫と意見がかみ合わない。

観に行こうといっても、行ってくれば?と断られる事も多い。(大体、出不精なんだよね、彼は!)

そんな中で、去年から今までに一緒に観たものといえば、「そして父になる」「永遠のゼロ」「春を背負って」「蜩の記」ぐらいなものか。

最近観た「蜩の記」は、武士社会の理解できない理不尽さに憤慨し、普通なら暗い気持ちで劇場をあとにするところだが、役所広司演じる主人公の信義に厚く潔い姿や、岡田准一、原田美枝子、堀北真希の所作の美しさに感心し、観終わった後に清々しさを感じたのは不思議だった。

皆さん小笠原流の作法を習い、岡田くんは居合の道場に通って稽古をしたそうで、撮影前の準備に手をかける、黒沢明監督譲りの小泉堯司監督の演出と、良いキャスト達の相乗効果なのかなと思ったのだった。

蜩の記 公式サイトhttp://higurashinoki.jp/

(11月初めに、途中まで書いて放置してあったのを加筆しました)

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2014年7月13日 (日)

ゴジラ

日本でゴジラが誕生して今年で60年だという。

1954年、第二次大戦敗戦後わずか9年で作られたことを考えるとすごい。まだ、生まれていなかったし、この映画はよく観てないような気がするが、ゴジラのほかにモスラやキングギドラが出てきた映画は、弟たちと観た記憶がある。

昭和版、平成版あわせて28作品あるとのこと。

あまり考えずに観ていたが、ゴジラは実は、反核、反米の思想が入っているのだということを知った。「反核」は実にタイムリーだと思う。

7月25日にハリウッド版の「GODZILLA」が公開されるようだが、この間、映画館で木村大作監督の「春を背負って」を観た時(・・やはり山岳風景が美しかったが・・)、、「GODZILLA」の予告編が放映された。

タイトルを言う時、てっきり「ガッジーラ」と発音するのだとばかり思っていたら、「ごじら gojira」と言ったので、あれっと思った。日本語の発音だ。

ハリウッド映画なのになぜ?・・と気になっていたが、これは、科学者セリザワ博士役で出演している渡辺謙の強いこだわりであったようだ。

「We call him GOJIRA」というセリフで、監督は「GODZILLAガッジーラ」と発音してほしかったらしいが、謙さんは、頑としてゴジラは日本で生まれたものだから「ごじら」と発音すると言って譲らなかったらしい。

これを聞いた時、「さすが謙さん」と拍手を送ったのだった。

まあ、「渡辺謙」だから許されたのかもしれないけれど・・・。

 

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2013年7月19日 (金)

空にあこがれて

劇場で、「風立ちぬ」の4分間の予告編を観ました。

休診日に夫と「真昼の方程式」を観に行った時のことです。

全編に流れる主題歌「ひこうき雲」がこの映画にとてもよくマッチしていて、ちょうど高校の時荒井由実世代だった私には感激もひとしお。ユーミンの夭逝した友人を思って作った歌は、当時も好きな歌の一つでしたから。

「アニメは子どものためのもの」という宮崎駿監督ですが、この映画には少し違う思い入れがあるようです。

飛行機、特に戦闘機が大好きな宮崎監督。しかし、実生活では反戦主義者。この相反するものが、作品にどうあらわされているのか興味がありますし、百田尚樹の「永遠の0(ゼロ)」を読んでから、ゼロ戦に対しての認識を新たにしたこともあって、今一番観たい映画です。

観る映画の好みが一致しない時もある夫ですが、この映画は観たいというので、二人の予定が合った時に絶対に観に行きます。(二人だとシニアの夫婦割引で観られるので^^;)

そうそう、気付いたら、ブログを1か月も放りっぱなしにしていました
テンプレートも春のまま・・・。
そこで、ひこうき雲にあやかって、テンプレートを変えてみました

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2012年11月 3日 (土)

嵐にしやがれ を観て

メンタリズムのDaiGo、観察力が半端ない。フォーク曲げは信じられない曲がり方!

↑ 携帯からツイッタ―につぶやこうとして、間違えてココログに送ってしまった
(なので、仕方なくタイトルとカテゴリーを編集したところ)

細やかで鋭い観察眼で相手の心理を読み、その行動をコントロールする男DaiGo。ルックスもいいので、つい観てしまうのだった。
今日は、「嵐」の番組で「嵐にしやがれ」に出演。

唯一、心を読めず苦手なのは、草野仁さんだという。

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2012年3月 9日 (金)

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い

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レディス・デイに観た映画。

9.11テロで最愛の父を失くした主人公の少年が、偶然父親のクローゼットで見つけた鍵から、父親の残したメッセージを探そうとし、ニューヨークの街に飛び出す。

なかなか父の死を受け入れられない少年。人には言えないひとつの秘密があり、罪悪感も感じている。

雑踏、騒音、橋、乗り物、新しいこと、知らない人など苦手なものが多い少年が、それでも勇気を出して探し続ける。「続けることをやめない」

アスペルガーかもしれない少年が、タンバリンで自己制御しながら一人で訪ね歩くことが、どんなに大変かと思ったら、熱いものがこみあげてしまった。

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父親役のトム・ハンクス、母親役のサンドラ・ブロックは、やはりいいのだが、この二人のアカデミー賞俳優を相手に一歩も引かない、映画初出演というトーマス・ホーンくんがすばらしい。

そして、「心的ショックで声を失くした間借り人」の老人役、マックス・フォン・シドー(今年度のアカデミー助演男優賞にノミネート)の味わい深い演技が、ともするとエキセントリックになりかねないトーマス君のちょうど良い中和剤になってくれて落ち着く。

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喪失から立ち直るには、本人の努力が必要なのはもちろんだが、周りの人たちの愛情、支え、共感があって、成し得るものだと思った。そしてそれは、お互いに支え合っている。

人と人とのつながりに、再生と希望を感じ、とても温かな気持ちになった映画だった。

最後に、一番”Extremely Loud and Incredibly Close”なのは、母親だと思ったのだが、どうだろうか。

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2011年12月27日 (火)

家政婦のミタと女王の教室

先週の水曜日に最終回を迎えた「家政婦のミタ」。

家族再生、家族の絆をテーマとしていることが、今の世相にマッチしたのか、最終回の視聴率が40%、瞬間最高視聴率がなんと42.8%を記録したという。

自殺とか不倫とかいじめなどという、深刻な問題も扱っているのに、タイトルが「家政婦は見た」のパロディー(オマージュ?)だし、ミタの名前・「三田灯」は、三田=サンタ、灯(あかり)は希望、雇い主の阿須田家は明日を意味しているようにとれ、遊び心と、救いを感じて、あまり重苦しくなく観ることができたのも、高視聴率の一因か。

『承知しました』との決め台詞で、業務命令なら何でもしてしまう、過激で現実離れした行動の、美人で何でもできる、松嶋菜々子演じる「ミタ」。

まったく笑顔を見せず、ミステリアスである。(途中で過酷な過去が明らかにされるが)

もう一つの決め台詞、『それは、あなたが決めることです。』という言葉によって、子どもたちは自ら考え、徐々に変わって行く。崩壊寸前だった家族もまとまっていく。

最初は不可解な行動だと思ってみているが、最後は心に響くセリフで、ぐっとくる。

・・・こんなドラマ、何か見たことがあるような気がして思い出したのが、6年前に同じく日テレ系で放映されたドラマ「女王の教室」。

阿久津真矢(あくや)という悪魔のような(?)女教師によって、バラバラだったクラスがまとまっていく。

とんでもなく理不尽と思われる行動をとる教師に、戦いを挑むうちに子どもたちは、いじめにも負けない、嫌なことからも逃げないように成長していく。

『いい加減目覚めなさい』『イメージできる?』という決め台詞をいう、何でもそつなくこなす美人の女教師を天海祐希が演じている。

彼女も人前で笑ったことがない、ミステリアスな役柄である。

言動は苛烈だが、締めの台詞には深く頷ける。

そして、肝心なところだが、最終回には、まったく笑ったことのなかった「ミタ」が、業務命令で笑顔を見せ、「真矢」も、和美の「アロハ」という言葉で笑顔になるのだ。

まったくシンクロしてしみえる。

そのほかにシンクロするところを見つけると、双方子役が良かった。

「家政婦・・」では忽那汐里・中川大志・綾部守人・本田望結(みゆ)、「女王・・・」では、志田未来・福田麻由子・松川尚瑠輝など。 

エンディングの主題歌もいい。

「家政婦・・・」では、斉藤和義の「やさしくなりたい」、「女王・・・」では、EXILEの「EXIT」。

こんなに、ドラマで手法が似ているのは、作り手が同じなのではと思って調べたら、案の定、共通して脚本に遊川和彦氏、プロデューサーに大平太氏の名前を見つけたのだった。

やっぱりね。

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2011年5月26日 (木)

恋愛映画

何かの書評で読んだ、小池真理子の『Kiss 接吻』という短編集の紹介に心ひかれ、初めて小池真理子の小説を読んでみたところ、その官能的な世界にちょっとはまってしまった。

私より6つ年上で、美貌の直木賞作家、夫である藤田宣永も直木賞を受賞ということは知っていたが、その作品は、恋愛・推理小説というジャンルでくくられることが多く、今までは、なんとなく敬遠していたのだった。

いったんはまると、いろいろ読みたくなるわけで、『愛するということ』『恋』などの長編と『深夜のネコ』『いとおしい日々』『闇夜の国から二人で船を出す』などのエッセイを これまでに読んだ。

学生運動の盛んな時期には私はまだ子供だったが、それ以外は、同じ昭和世代として、エッセイ中のエピソード、心情は共感できるものも多かった。

さて、その『闇夜の国から・・・』の中に、 私の勧める「恋愛映画」 というタイトルがある。

5本の映画について紙幅を割いて語っているのだが、驚いたことに、そのうちの4本が、あまり「恋愛映画」を積極的に観てこなかった私の観た映画の中で、印象深く心に残っている映画だった。

『ダメージ』 ルイ・マル監督 、主演ジェレミー・アイアンズ 、ジュリエット・ビノシュ

 
 父親が息子の婚約者に恋をする話。衝撃的なラストは今でも脳裏に浮かぶ。男は、すべてを失ってもかまわないほど、烈しい恋をするものなのだろうか?、女はなぜ婚約者の父親を受け入れたのか?最後まであんなにクールなのはどうしてだろう?と、恋愛経験不足の私には!!??の連続の映画であったが、理性ではどうしようもできないのが恋であり、熱情に身を任せることも生きている証なのか。

『愛人/ラマン』 ジャン=ジャック・アノー監督 レオン・カーファイ

 マルグリット・デュラス原作。仏領インドシナで、フランス人少女が、裕福な中国人の愛人となる。その歪んだ恋。デュラスの自伝的小説といわれる。原作を読んでから観ないと、エロティックすぎるかも。ラストで帰国する少女が甲板の上で本当の気持ちに気付く時、ショパンのノクターンが効果的に使われていて切なかった。

『ドクトル・ジバゴ』 デビッド・リーン監督 主演オマー・シャルフ、ジュラルディン・チャップリ    ン、ジュリー・クリスティ

 第一次世界大戦とロシア革命前夜のロシア。妻と愛人を苦しみ抜きながら、等分に愛し続け、その中で動乱期に運命を翻弄されるジバゴ。二人の女性も魅力的。なんといっても、モーリス・ジャールの映画音楽「ララのテーマ」は、本当に名曲。大好きな曲の一つ。

『遥かなる山の呼び声』 山田洋次監督 主演高倉健、賠償千恵子

 北海道で牧場を営んでいる未亡人と誤って人を殺して逃亡中の男との間の無言の恋。そばにいることでだんだん惹かれあう二人の心。言葉も行動もないが故、かえってその熱い思いが観ている者の胸を焦がす。高倉健にぴったりの役。

本当は、本文を丸ごと写したいくらい、小池さんの解説は筆致も流麗に鮮やかなのだが、あえて、私の感想を書いてみたのであしからず。

私の観ていない残りの1本は、

『レッズ』 ウォーレン・ベイティ監督、主演

 ロシア革命を取材して、『世界を震撼させた十日間』を書いたアメリカ人ジャーナリスト、ジョン・リードの生涯を描いたもので、女性解放運動の先駆者ルイズ・ブライアントとの熱烈なロマンスを描いたもの。最後の抱擁シーンは必見とのこと。

乗りかかった船だ。このおすすめの1本も観てみたい。

 

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2011年2月24日 (木)

ソーシャル・ネットワーク

今や世界最大のソーシャルメディアとなったフェイスブック。

その若き創業者マーク・ザッカーバーグをモデルにした創業時の実際にあった出来事を元にした映画ということだが、マーク本人は、「当時着ていた服以外は全部ウソ」と言って認めていないとか。

実際観てみて、今までにこれほど共感できなかった主人公はいなかったので、最初は不快感を持つほどだった。(ご本人が観たらなおさらかもしれない。)

たまたま昨日はレディースデーで、上映時間がぴったりだった言う理由だけで、ほとんど予備知識を持たずに観に行ってしまったので、現在と過去、2件の訴訟場面が入り組んでいて、少々混乱してしまった。

予備知識は持って観に行った方がいいと思う。

セリフの量が膨大で早口の英語が機関銃のように襲いかかってくる。俳優さんは台詞覚えるの大変だっただろうと思いつつ、字幕と照らし合わせて半分くらい聞き取れるけれど半分わからない状態のため、だんだん子守唄のように聞こえ、途中で意識が無くなった時も・・・。

この映画を楽しめる人は、進歩的な人だと思って観ていた。私など、旧態然とした考え方から抜け出せないで置いてけぼりにされた、マークの元親友エドゥアルに近いので、彼が気の毒でならなかったから。

それでもアメリカの若者社会や、平等ではない社会、訴訟社会を切り取ってみせてくれたのは興味深かった。

最後の場面で、別れたガールフレンドのエリカでも、フェイスブックのユーザーになっているのと、マークが、『友達になる』をなかなか押せないでいるのに、救いを覚え、ようやく、娯楽映画、人間ドラマとして、いろいろな場面がフラッシュバックしてきたのだった。

アカデミー賞をとるかどうかはわからないけれど、マーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグはインパクトが強かった。

イケメンのアーミー・ハマーが、一人二役で双子を演じているというのも後で知って、はじめから知っていれば凄いと思って見ていただろうと思ったのだった。

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2010年6月11日 (金)

のだめカンタービレ 最終楽章

4月に公開された後編が、まだ上映されている。

去年の12月に公開された前編は観に行けなかったので、是非、後編の前には前編を観ておかなくてはと、DVDを借りてきた。

さっき観終わったところ。 やっぱり千秋(玉木宏)はかっこいいいな。

指揮者としての演技が、”さま”になっていて、劇中マルレオーケストラとの息もさることながら、実際に演奏している「のだめオーケストラ」との息もばっちりである。

「クラシック音楽」を、聴かせるだけでなく、魅せている。

後編は、音響も良い映画館のスクリーンで、観なくては・・・。 と、思わずにはいられなかった。  

  ~ ♪ のだめカンタービレ 最終楽章 前編 ♪ 動画 ~

  ~ ♪  Photo  Gallery  ♪ ~

竹中直人や伊武雅刀に加え、なだぎ武が、おかしさに色を添えていた。ウエンツ瑛士やベッキー、山田優もナイスキャスティングであると思っている。

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