天文

2017年4月21日 (金)

月暈(げつうん・つきがさ)

夜のウォーキングが終わって、自宅の前まで来た時、ふとそらを見上げると、何とも幻想的な光景が…!
これが、太陽の周りに生じたら日暈といわれるものか、月だから、月暈かなと思って調べたらそうでした。
『月が透けて見えるような薄雲(巻層雲)が広がると、この雲に含まれる小さな氷の粒がプリズムのような役割をして月暈が現われることがあります。上空の氷の粒の状況により、雲のように白っぽく見える場合や虹のように色が分かれる場合があります。月暈は半径約22°の大きな円形をしています。(腕をいっぱいに伸ばして手のひらを広げたとき、親指の先と小指の先の間隔が約22°と言われます。)』
夜空いっぱいに広がるショータイムでした。ちなみにこの後、天気は崩れました。
~2016年12月12日撮影~

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2012年9月 5日 (水)

星のふるさと館

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先週、図書館に行った時に、『大西浩次 星景写真展-時空の地平線-』というチラシが貼ってあるのを見つけました。上越市・清里の「星のふるさと館」で開催されているというので、この前の休診日に、久しぶりに星のふるさと館に行って来ました。

大西浩次先生は、現在、長野高専の教授をされていますが、国立天文台の「はやぶさ」観測メンバーの一員としてオーストラリアでの観測に参加されたり、いろいろご活躍されている方です。

星空と地上の風景を同一画面に収めた「星空のある風景写真」を「星景写真」と呼んでいるそうですが、とても素敵な写真をFBにも投稿されていて、共通の友人のつてにより、私ともFBでお友達になっていただいています。

目的が写真展だったのですが、今回はこの星のふるさと館の目玉展示である、櫛池の隕石や、隕石の話のビデオもじっくり見てきました。

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大正9年(1920年)上越市清里区上中條の水田(星のふるさと館に近い場所)に落下した、重さ4.42kg、直径18cmの隕石は、日本に落ちて記録されている50個の隕石のうち16番目の重さであるとのこと。隕石は、その構成成分によって石質、石鉄、鉄隕石の3種類に分けられるが、この櫛池の隕石は、多くの隕石と同じく石質隕石であること。磁石も付く。
落ちた当時は、大変な騒ぎだったようです。

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日本最大の隕石は、岩手県に落ちたもので135kg。

世界では2800個記録されていて、最大のものは、アフリカのナミビアに落ちたホバ隕石で、なんと60t!

隕石落下が恐竜の絶滅の原因とかというせつもありますが、46億年の歴史を秘めた宇宙からのメッセージでもあります。

さて、写真展ですが、1m四方のパネルが19点展示されていました。

その迫力と美しさに感動しました。

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Ca3k0484  「紫水晶の夜明け」「Blue Dreaming」など、タイトルも素敵でした。

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観に行って良かったです。

その他、館では、プラネタリウムで夏の特別番組「銀河鉄道の夜」が上映されていましたが、時間が合わずに断念。

天気が良ければ、館員の方が口径650mmの反射望遠鏡で観望させてくれるつもりだったようですが、あいにく雲が厚く、無理でした。残念。

そのかわり、観測して撮影した写真をたくさんもらってきました。

Ca3k0489 ありがとうございました。

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2012年5月22日 (火)

金環日食

日本で見られた金環日食は、1987年沖縄以来25年ぶり、日本全国広範囲に見られたのは932年ぶりとのことであるが、新潟県では、金環日食帯をはずれていたので、残念ながら部分日食しか見られなかった。

とはいっても、かなり大きく欠ける部分日食であり、きれいなリングや、ベイリービーズは、TVの画像で鑑賞することにし、実際の部分日食を日食グラスで見て感動した。

幸い天気がよく、家族みんなで早起きして天体ショーを楽しんだのだった。

お弁当を作ったり、娘の髪の毛をスプレーで染めたり、携帯のカメラ+日食グラスで写真を撮ったり忙しかったが・・・。

治療に来た子供たちに聞いてみると、上越市内の学校でも、みんなで朝早く登校して、学校で日食を見たところもあるようだった。

ウオーキング友達も家族全員で見たとのこと。彼女のお店で働く年配の従業員さんたちも興奮していたとか。

実際に日食グラス+携帯カメラで撮ると、ライトをOFFにしていても携帯の光が反映してしまい、太陽はそのわきの小さな点(下の写真では黄色の矢印のところ)でしか写らない。

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これをトリミングして、5月21日午前6:49から7:49までの部分日食の経過を編集してみたものが以下の写真である。

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昇る太陽、沈む月の軌道の重なりで、このような欠けが生じるのだなと実感できた。

雲無く、まぶしい日の光は確かに目を痛めることも実感。太陽の位置を確かめようとして、うっかり裸眼で見てしまったら、黒い三日月形の残像がしばらく青空に見えていた。

蝕の最大と思われる時には、当たりが夕暮れのように薄暗くなった。ただ、金環蝕では気温が0.6度ほど下がったらしいけれど、あまり気温の低下は感じなかった。

すずめが、力強く「チュン・チュン・チュン・チュン」と鳴いていた。すずめ語はわからないが、いつもの軽く騒がしい感じとは少し違っていたかもしれない。

今度日本で見られる金環日食は2030年北海道ということである。













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2010年12月 8日 (水)

あかつき

5月21日に打ち上げられ、12月7日に金星に到達した、金星探査機「あかつき」。

ここで、金星の軌道にはいって、軌道をまわりながら、雲、大気、地表の観測を2年間行うことになっていた。

ところが、軌道に入るべく、スピードを落とすために軌道統御エンジンで逆噴射していた時に、問題が生じたらしい。

ちょうど金星の陰で通信不能になっていた時に、何らかの原因で逆噴射が止まり、所定の時間の逆噴射ができなかったため、減速不十分で軌道に入ることが出来ず、金星の周回軌道からそれてしまったらしい。

重力があって、軌道のある惑星は、むずかしいことを再認識した。

26万人分の応援メッセージとエッセイ(私も応募した)が金星に届けられるのは、再度最接近する6年後に持ち越された。

はやぶさ同様、あきらめずに、頑張ってほしい!

現在は太陽を回る軌道にのっているらしいが、探査機器が、宇宙線の影響で劣化しないように祈るのみである。

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2010年6月14日 (月)

はやぶさ帰還

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2010年6月13日22時57分、はやぶさ 地球に帰還。

2003年5月、2億9千万キロ離れた小惑星イトカワに向けて発射された、工学実験探査機「はやぶさ」は、2005年9月にイトカワにランデブー、科学観測をして貴重なデータを送信しつつ、11月に2度ほど着陸を試みて、サンプリングのミッションを果たすも、エンジンの不調で、予定された2007年6月の帰還が不可能になる。

一時は、通信もとだえていたのだが、自律機能をもつ「はやぶさ」は、エンジントラブルを回避して、地球に帰る軌道にのることができ、このほど、無事帰還して、サンプルの入ったカプセルを切り離し、オーストラリアのウーメラ域へ落とすことに成功。

自身は、大気圏再突入により、火球となり、華々しくも、はかなく夜空に消えていった。

この時の自己犠牲の神々しい光は、まぶたに焼き付いて離れない。

おかえり。

7年間ご苦労様でした。

あとは、カプセルが無事に回収されて、サンプル(イトカワの土)が中に入っていることを祈る。

小惑星は、太陽系が生まれてから、ほとんど変化していないので、土壌サンプルを解析すれば、太陽系ができた最初の頃の、様子が分かると言われている。

どのような結果が出るか楽しみである。

 *録画
 *写真 写真2 写真3

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2009年12月31日 (木)

世界天文年2009 最終日

2009年は、ガリレオ=ガリレイが、自作の望遠鏡で天体観測を始め、初めて月表面に凹凸があることを明らかにしてから400年。世界天文年として、いろいろなイベント、キャンペーンが開催されていました。

そのなかで「めざせ1000万人!みんなで星を見よう!」は、月や星を、肉眼でも望遠鏡でも見たら、Webで報告するもので、締め切りが2010年1月10日です。

「めざせ・・・」をクリックすると、サイトにとびますので、是非ふるって報告して下さい。2009年中に見たものなら、さかのぼって報告OKとのことです。

報告すると、証明書をダウンロードできます

また、2010年は、金星観測から400年ということで、金星に探査機「あかつき」が打ち上げられますが、「あかつき」に対するメッセージも1月10日までインターネットで受け付けています。こちらも、応募してみて下さい。

あなたのメッセージが、アルミプレートに印字されて「あかつき」に取り付けられ、金星周回軌道に投入されるそうです。

私は、エッセイ募集の時に、締め切り30分前から書き出して、凄い不出来だと思いますが、なんとか、結びの言葉まで書いて、送信。と、同時に締め切りの時間  もっと、書きたいことはあったけれど、仕方ありません。読み返していたら、できの悪さに、送信できなかったと思いますが、送ってしまえば、気にしないことにしましょう。

私の恥ずかしいエッセイも金星に行くんです。

さて、天文年ということで、2009年は宇宙に関する本を多少読みました。

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私には、物理学的な頭脳はないので、なかなか理解に難しいところもありましたが、知らないことを知るのは、楽しいことでもあります。

無限だと思っていた宇宙の年齢が137億年ということが明らかになったのは、WMAP(宇宙背景放射観測衛星)の成果ですが、望遠鏡の精度も高くなり、今は、128億年ものかなたの星の光をとらえることが可能になりました。

その望遠鏡、ハワイのマウナケア山頂のすばる望遠鏡ですが、2009年は、すばる望遠鏡のファーストライトから、ちょうど10年でした。

すばる望遠鏡についての本があります。

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他国の領土に大規模望遠鏡を建設するというプロジェクトは、直径8m超の1枚鏡を作るという技術的な苦労はもちろんのこと、政治的、予算的にも、困難だったので、着想から、ファーストライトにこぎつけるまで、20年かかっています。

国立天文台の小平桂氏の、情熱と意志がなければできなかったでしょう。
(今だったら、民主党の”仕分け”にひっかかっていたかも・・・。)

すばる望遠鏡の規模とか性能を読むと、わくわくするし、「夢」の実現に尽力する話なので、特に若い人には読んでほしいと思われる本です。

現在は、数カ国で協力して、直径30mの主鏡を持つ巨大望遠鏡を作る計画があります。

科学に国境はありません。是非このプロジェクトを成功させて、宇宙の謎をまたあきらかにさせてもらいたいと、世界天文年2009最後の日に思ったのでした。

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2009年10月22日 (木)

オリオン座流星群

昨日の明け方3時半までの20分くらいに、3個流星を見ました。

この時間帯に、ちょうど南向きのベランダに出て仰ぎ見ると、オリオン座が正面に見えるのです。

近くに街灯があったりで条件は良くないし、途中で腿が寒くなったので何か防寒しなくちゃと家に入ったり、最後は首が痛くなって途中で断念したので、「観測」と言えるものではありませんが、短い時間にこんなに連続して流れ星を見ることなどなかったので、感激しました。

3000年前にハレー彗星がまき散らしていったダストを、今見ていると思うと、なんだかわくわくします。

この時期のダストトレイルが、約71年周期で地球軌道に接近しているため、流星の数が増しているのだそうで、これは、2006年から2010年まで続くけれど、その後はまた少なくなるらしいです。来年がラストチャンスで、あとはまた70年後だとのこと。(母天体のハレー彗星の周期は約76年ですが・・・。)

よく、「流れ星にお願いを」「流れ星が消えるまでに願い事を言うとかなえられる」などと聞きますが、私には無理でした。

最初見つけた時、オリオン座の三ツ星のあたりを西側にスッと光って消えるものがあり、「あ?」これか、と思った時にはすでに遅し。

2個目は東側に。「あっ」という間に消えました。

願い事を考えて復唱していたのですが、3個目の時も「あ・」・・で終わりました。

もっと見たくて、今朝4時起きしようと目覚ましをかけ、防寒着、椅子を準備、首が痛くならない姿勢を考え、体制を整えていたのに、夜中に雨が降りました・・・

全国の天気予報では晴れマークでしたが、今夜も家のまわりの空は、雲が厚いのです。

ああ、残念!

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2009年10月 3日 (土)

十五夜

10月3日は、十五夜、中秋の名月です。

宵のころは、雲がかかっていた空も、夜更けとともに晴れ渡り、冴え冴えと美しい満月を楽しむことができました。

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双眼鏡でも、ちょうど上の写真のように、(実際はもっと明るくてまぶしいくらいでしたが)、ティコやコペルニクスからの光条、月の海などがはッきり見えて、感動的でした。

残念だったのは、「大人の科学」の付録の『ガリレオの望遠鏡』が、全く機能しなかったこと。

組み立て方が悪かったのかしらん・・・。

それにしてもガリレオは、あの視野の狭い望遠鏡で、よく、木星の4つの衛星をみつけることができたものだと、木星を視野に入れることすら困難な私は、ほとほと感心してしまったのでした。

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2009年7月22日 (水)

日本の日食

日本列島では、46年ぶりの皆既日食が、トカラ列島、屋久島、奄美大島、硫黄島などで観測された。

特に悪石島では、皆既状態が最長6分44秒も続き、今世紀中に世界中で観測される皆既日食中最も長いとされていたが、あいにくの悪天候で、ダイアモンドリングや、コロナなどの観測はできなかった模様。ただ、すっと光が消え闇に包まれる神秘的な体験をしたツアー客と島民の方々は、「残念だったけれど感動」との感想が多かったようだ。

硫黄島は晴れていて、観測条件が良かったとのことだ。日食マニアのエリカ様夫妻が訪れている奄美大島も大丈夫だったらしい。

新潟県では、部分日食だったが、高田ではちょうど蝕の最大になったときには厚い雲に覆われていてよくわからなかった。曇り空・雨雲の空くらいの暗さで、特に「暗くなった」という印象はなかった。

それでも、たまに雲の切れ間から顔をのぞかせる太陽はいつもとちがっていたのだった。(やっぱり日食メガネを用意しておけばよかったと後悔!)

ピンホールを使ってその違いをカメラで記録してみた。
(ほんの僅かの間、晴れ間が差すので、そのチャンスを逃さないようにするのが大変。そしてせっかく撮影したが、ピンホールを作った厚紙の裏表が逆になってしまい、鏡像のようになってしまったのが残念。)

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左が11時半、右が12時45分に撮ったもの。

明らかに違うので感激した。

今度日本列島で皆既日食が見られるのは26年後。しかも、新潟県は皆既日食帯にはいるようだ。

絶対それまでは元気で生きていて、皆既日食を観ようという意志を新たにしたのだった。

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2008年12月21日 (日)

国際宇宙ステーション

 それは、南南西の方角から、突如赤みを帯びた6等星くらいの小さな光の点として現れ、南の空を、輝度と大きさを増しながらぐんぐん飛行し、天頂に向かった。
白く輝く飛行物体は、シリウスより明るく、木星か、金星かと見まごうばかり。

 天頂を越えた飛行体は、北東の空へ、だんだん小さくなって、控え目な星と同じくらいの明るさになりながら、最後は赤みを帯びて針状に光る点となって、夜空にフェイドアウトしていった。

先輩のTさんより、国際宇宙ステーションのことを聞いて、一度は見てみたいと思っていたのでした。

聞いた時は、天気もすぐれず、仰角も低い状態だったので、見ることができませんでしたが、今日の未明、雲ひとつない、満天の星空の中、鮮明に見ることができました。感動です。

午前5時26分から30分までの数分間の天体ショーでした。

後で、星座表を見ると、しし座のレグルスの少し下あたりに見え始め、こと座のベガの横あたりに消えていったと思われます。

自宅の南側のベランダから、観ていたのですが、天頂にいってしまったのでマンションに遮られてしまい、あわてて東側のベランダに駆けつけ、最後まで見届けることができました。

今度見る時は双眼鏡を用意しようかと思っているところです。

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